2013年4月15日月曜日

手元に届いた未来 GeoFlowの話

このblogで、ずっと追いかけているMicrosoftのProductivity Future Vision 2011年版に出ていたシーンの一つが3D化はされていないもののエンドユーザーの手元に届けられたのでご紹介。3.04に出てくるGIS機能を持ったスプレッドシートがExcel2013にMicrosoft Research製のGeoFlow Preview(2013/04/11公開)を組み込むことで実現できるようになりました。


さっそく、手持ちのデータ(こちらのエントリで使ったもの)をGeoFlowに貼りつけて可視化してみました。アドインインストールして追加で表示されるようになったメニューからGeoFlowを立ち上げて位置情報フィールドと定義粒度を選択するだけであっという間に可視化出来てしまいましたよ。素敵。

ちょこっと試してみた。

その昔、いろいろなGISを使って位置情報の割り付けに苦労した(JPGISとかと格闘)ことを考えると驚異的な簡単さです。どうもBingのデータプールを使って地理情報の関連語が構造化されていてある程度あいまいな入力をしても引き当てができるようです。おおBigData!

GIS機能が無料のアドインになったことも一部の専業な方々には脅威ですが、このツールの本質って、サーチエンジンのデータプールを利用してデータが構造化されたインフラが構築されていることにあります。グラフ理論大事ってことが肌身でわかる素晴らしい例ですね。

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