2012年3月3日土曜日

未来の発明は順調か?その3.2

Vision2019の冒頭シーンで子供たちが言語の垣根を越えてグループ学習しているシーンや出張先でナビの支援を得ながら到着連絡をしているビジネスマンのシーンで表現されていたリアルタイム翻訳の技術は現時点でどの程度の水準にあるのか、google translateを常用している人なら昔よりはましだけど、とてもじゃないけど丸投げできる水準じゃないな、と思っておられることでしょう。




ゆえに、API(!)を介してプロの翻訳者に翻訳発注できるmygengo(これはマジで使えます。ワークフォースサービスのAmazon Mechanical Turkを翻訳専門にしたものですね)のようなサービスが成立するわけです。

とはいえ、英語頑張らなきゃなぁと思いつつ明日から、と着手順延を続けてきたあなたや私の場合、今夜の会食前までに2019年の子供たちのような支援機能が欲しいのも事実です。

TechCrunchが紹介しているスマートフォン上で動作する音声認識翻訳ソフトVocreは2012年初頭時点で手に入る音声入力型の翻訳支援ソフトとしてはなかなかよくできています。1996年にIBMが当時日本で販売していたPC、Aptivaに搭載して販売していたVoiceType Dictation技術の子孫にあたる技術で、音声入力をすると、まず音声をテキストに変換してくれます。このテキストを他の言語に翻訳して、発声してくれるわけです。ビジネスモデルは新たに検討中のことで、現在iPhoneアプリは無償提供中です。物は試しで実際に試してごらんになることをお勧めします。なかなか面白いですよ。


またも話は逸れるんですが、この音声メモをテキスト化する機能だけでも、通話中に電話番号メモ取るときとか便利っちゃ便利なので、切り離して使えるようにならないかな。

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