身近なところではWhizzyで頑張ってるこれまたIndex時代の同僚、村山ちゃんも採用しているアプローチで厳密なタクソノミーが整備できていない(言い換えると理論的枠組みが厳密には判らない)現状では大量にデータを集めて経験則的にアプローチするしかない(もちろん、根本的な原理までは難しいかもしれませんが、有意な相関をより効率的により少量のデータから導き出すようなアルゴリズム開発等はどんどん進んでいきます)わけですから、こういった取り組みは応援せねばと思います。
この技術の子孫たちは丸山先生が紹介してくださった電子ペーパーの例つまり、Future Vision2019の4:15-5:10で電子ペーパーの新聞記事を読んだり捨てたりしているお父さんの行動の裏側で働いているんですね。
ところで、個人的には長澤秀行さんも指摘されているように、あらゆるデータがセマンティックに処理可能になっても編集という行為は介在し続けるのではないか思っています。編集と同様に紙面構成などの情報デザインも残ると考えています。むしろ現在より上質なものであれば、これらの行為の価値は高まる可能性があるのではないでしょうか?リチャード・ワーマンのいうインストラクションのデザインやユーザーエクスペリエンスデザインとしての編集が求められるでしょう。
0 コメント